Q&A

PET-CT検査を受けるときに注意することはありますか?
・検査前日と検査当日は激しい運動を控えて下さい。
・検査の4時間前から食事や糖分を含んだ水分の摂取は中止して下さい。
※お水やお茶は十分に摂取して下さい。
・検査終了当日は、乳幼児や妊婦との接触は避けて下さい。授乳中の方は24時間は授乳を中止して下さい。
PET-CT検査ではどんながんでもわかりますか?
臓器や部位、がんの種類によっては、発見しにくいがんがあります。
FDGは尿中に排泄されるため、腎臓や膀胱などのがんも発見しにくい場合があります。
副作用はありますか?
PET-CT検査で使用する薬剤についての副作用の報告はありません。
PET-CT検査は痛みや不快感を感じますか?
薬剤を投与する際の注射の痛みはありますが、後はベッドの上に横になるだけですので、検査自体に痛みや不快感を感じることはありません。
PET-CT検査での被曝が心配なのですが?
PET検査による被曝は、薬剤からの被曝が約4mSvで、胃のバリウム検査と同じくらいです。これにCT検査の被曝が加わり、約15mSvです。この線量で放射線障害が起こることはありませんので、ご安心ください。
糖尿病でも、検査は受けられますか?
糖尿病など血糖値が高い方の場合、FDGが筋肉や脂肪に多く集まる傾向があるため、がんへの集積が低下します。そのため、診断精度が下がる場合があります。PET-CT検査が実施できるかどうかについては、医師にご相談下さい。
妊娠中や妊娠の可能性のある場合は検査を受けることができますか?
FDGは、微量の放射性物質を含んでいますので、妊娠中や妊娠の可能性のある方は検査を受けることができません。