平成28年度 成田記念 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | – | 77 | 121 | 227 | 342 | 691 | 1366 | 1854 | 1286 | 241 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
老年内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160650XX99X1XX | 主な傷病名 【廃用症候群】 コンパートメント症候群 手術なし 手術・処置等2 あり |
– | – | 40.47 | – | – | |
160650XX99X0XX | 主な傷病名 【廃用症候群】 コンパートメント症候群 手術なし 手術・処置等2 なし |
– | – | 23.85 | – | – | |
040081XX99X00X | 主な傷病名 【誤嚥性肺炎】 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
– | – | 21.25 | – | – | |
110310XX99XX0X | 主な傷病名 【尿路感染症】 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし |
– | – | 12.43 | – | – | |
100380XXXXXXXX | 主な傷病名 【脱水症】 体液量減少症 |
– | – | 9.33 | – | – |
高齢者に多い肺炎などの呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、尿路感染症、脱水症を契機に入院となる方が多く、全身管理治療を行っています。高齢のため長期臥床による廃用症候群を合併する方も多くみられ、在宅復帰・老人保健施設に入所を目標に積極的なリハビリを行っています。高齢者の疾病は多様性に富んでおり、医学的のみならず、社会的配慮を必要とする場合が多いのが現状です。当科では、高齢者の内科系疾患を中心とした医学的治療とともに、社会的因子を踏まえた上で、医療、福祉を統合した対応を目指しています。
呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040XX99040X | 主な傷病名 【肺癌】 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし |
27 | 24.56 | 12.35 | 0.0% | 69.6 | A |
0400801499X001 | 主な傷病名 【肺炎】 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし A-DROP スコア1 |
22 | 17.18 | 13.60 | 0.1% | 82.4 | |
040110XXXXX0XX | 主な傷病名 【間質性肺炎】 間質性肺炎 手術・処置等2 なし |
20 | 32.25 | 19.92 | 0.1% | 72.4 | |
040100XXXXX00X | 主な傷病名 【気管支喘息】 喘息 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
17 | 8.82 | 13.60 | 0.0% | 63.7 | |
040120XX99000X | 主な傷病名 【肺気腫】 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
15 | 23.20 | 13.85 | 0.7% | 77.3 |
入院診療は、肺癌、肺炎、間質性肺炎、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が主体です。特に罹患率の増加が社会的な問題となっている肺癌に対しては、集学的治療を行い患者様に最適な治療法を選択することができ、外科的治療の適応であれば外科、放射線治療の適応であれば放射線科と連携し、チーム医療にあたっています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340XX03X00X | 主な傷病名 【総胆管結石性胆管炎】 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
42 | 15.86 | 11.06 | 0.0% | 76.5 | |
060050XX97X0XX | 主な傷病名 【肝細胞癌】 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし |
23 | 14.52 | 11.74 | 0.0% | 77.3 | |
060280XXXXXXXX | 主な傷病名 【アルコール性肝炎】 アルコール性肝障害 |
17 | 20.35 | 16.16 | 0.1% | 64.3 | |
060335XX99X00X | 主な傷病名 【胆石性急性胆のう炎】 胆嚢水腫、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
16 | 13.75 | 11.00 | 0.0% | 68.9 | |
150010XXXXX0XX | 主な傷病名 【感染性腸炎】 ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし |
15 | 7.93 | 5.50 | 0.0% | 56.5 |
消化器内科は消化管疾患、肝疾患、胆膵疾患などの全ての消化器疾患を対象に治療を行っています。定期的に外科医師や放射線医師と連携を取り、検討会にて迅速に診断し治療法の選択を行っています。 救急・夜間等に対して常時待機制をとり、必要に応じて緊急内視鏡検査など対処しています。DPCコード別の入院患者数は上記となりますが、DPC分類に含まれない大腸ポリープに対し、大腸内視鏡検査を行い、ポリープが発見されれば一泊入院で内視鏡的切除を多く行っています。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130XX99000X | 主な傷病名 【慢性心不全】 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
38 | 22.31 | 17.95 | 0.0% | 85.9 | |
050050XX02000X | 主な傷病名 【狭心症】 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1・2あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
29 | 3.59 | 4.71 | 0.0% | 68.6 | |
050050XX99100X | 主な傷病名 【狭心症】 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
21 | 3.24 | 3.06 | 0.0% | 66.9 | |
050050XX99200X | 主な傷病名 【狭心症】 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
20 | 4.10 | 3.22 | 0.0% | 67.3 | |
050170XX03000X | 主な傷病名 【閉塞性動脈硬化症】 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
11 | 4.81 | 5.85 | 0.0% | 76.1 |
循環器内科は狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患や不整脈、動脈疾患などの循環器疾患全般にわたる診断と治療を行っています。心臓カテーテル検査にて治療箇所が確認された場合、検査中に医師が説明し必要に応じてステント挿入などの早期治療を行います。当院の特色として、透析患者様が多いため、人工透析内科とも緊密に連携を取り合い、透析患者様の動脈硬化疾患の診断、治療にも力を注いでいます。また愛知医科大学循環器内科とも密接に連携しており、質の高い医療を提供できるよう努めております。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010XX01X0XX | 主な傷病名 【乳癌】 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし |
31 | 8.42 | 11.57 | 0.0% | 58.3 | |
060035XX01000X | 主な傷病名 【大腸癌】 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
24 | 17.08 | 15.92 | 0.0% | 70.7 | |
060330XX02XXXX | 主な傷病名 【胆のう結石】 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 |
18 | 6.11 | 6.82 | 0.0% | 55.6 | |
110050XX99X00X | 後腹膜疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし | 12 | 19.17 | 13.44 | 0.0% | 69.3 | |
060020XX02X0XX | 主な傷病名 【胃癌】 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし |
10 | 17.90 | 17.65 | 0.0% | 67.7 |
主に呼吸器、乳腺、消化器を中心に診療を行っております。乳癌に関しては、適応の許す限り部分切除等の乳房温存術を適応し、機能面、美容面において障害の少ない手術を心がけております。消化器疾患では、ほぼ全例の胆石症に腹腔鏡による手術を取り入れており、胃癌、大腸直腸癌に対しても腹腔鏡による手術適応を拡大しています。DPCコード別の入院患者数は上記となりますが、DPC分類に含まれない鼠径ヘルニアに対する短期手術入院も多く行っております。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800XX01XXXX | 主な傷病名 【大腿骨頚部骨折】 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 |
67 | 30.58 | 27.62 | 67.2% | 84.4 | G |
160690XX99XX0X | 主な傷病名 【胸椎・腰椎圧迫骨折】 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし |
46 | 25.04 | 20.57 | 52.2% | 80.8 | H |
070343XX01X0XX | 主な傷病名 【腰部脊柱管狭窄症】 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし |
29 | 24.48 | 22.55 | 24.1% | 69.4 | |
070230XX01XXXX | 主な傷病名 【変形性膝関節症】 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 |
28 | 31.68 | 26.26 | 0.0% | 76.3 | I |
160980XX99X0XX | 主な傷病名 【骨盤骨折】 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2 なし |
19 | 31.16 | 20.45 | 52.6% | 80.4 |
高齢化社会を反映して、大腿骨周辺部骨折に対する手術目的、脊椎圧迫骨折・骨盤骨折に対するリハビリ目的入院が多くなっています。当院整形外科は、脊椎・脊髄疾患、関節疾患の専門医がおり、病診連携での紹介が増加しています。脊椎・脊髄疾患は腰部脊柱管狭窄症手術が多く、関節疾患は末期変形性膝関節症の人工関節置換術を多く行っております。骨折などの外傷は救急でも積極的に受け入れ、手術加療が必要な場合では、待機時間を極力少なくすべく早急に対応しております。
形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020230XX97X0XX | 主な傷病名 【眼瞼下垂症】 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし |
80 | 2.05 | 3.44 | 0.0% | 64.1 | |
080007XX010XXX | 主な傷病名 【皮膚良性腫瘍】 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし |
17 | 3.12 | 4.28 | 0.0% | 15.1 | |
080220XX97XXXX | 主な傷病名 【腋臭症】 エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 手術あり |
16 | 6.69 | 6.77 | 0.0% | 25.3 | |
020320XX97XXXX | 主な傷病名 【眼瞼内反症】 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり |
– | – | 3.46 | – | – | |
080006XX01X0XX | 主な傷病名 【皮膚癌】 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし |
– | – | 8.78 | – | – |
形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損に対して、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることにより、患者様の生活の質(QOL)の向上に貢献する外科系の専門領域です。加齢に伴いまぶたを動かす筋力が低下し、目が開けにくい症状が現れる眼瞼下垂症に対する手術治療、皮膚腫瘍の切除治療、腋臭症手術などを多く行っています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100XX97X00X | 主な傷病名 【頭部外傷】 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
– | – | 9.87 | – | – | |
010060X0990201 | 主な傷病名 【脳梗塞】 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性かつJCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし 発症前RankinScale 0、1又は2 |
– | – | 16.70 | – | – | |
010040X099X00X | 主な傷病名 【脳内出血】 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
– | – | 19.35 | – | – | |
160100XX99X01X | 主な傷病名 【頭部外傷】 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病あり |
– | – | 22.08 | – | – | |
160100XX99X00X | 主な傷病名 【頭部外傷】 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
– | – | 7.52 | – | – |
脳神経外科では、脳血管障害(脳卒中)、頭部外傷などの診療を行っております。常勤医1名という体制上、緊急手術と術後の全身管理を主体とした積極的な治療は困難で、保存的治療、リハビリテーションを中心とした治療が主となっています。診療困難な症例については、近隣の急性期病院と連携し協力頂いています。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
180040XX01X0XX | 主な傷病名 【内シャント閉塞】 手術・処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 手術・処置等2 なし |
24 | 5.71 | 12.65 | 0.0% | 69.6 | |
110280XX02X00X | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
22 | 3.09 | 8.87 | 0.0% | 69.0 | |
110280XX02X20X | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 2あり 副傷病なし |
– | – | 16.53 | – | – | |
180040XX02X0XX | 主な傷病名 【内シャント狭窄】 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし |
– | – | 3.44 | – | – | |
080011XX99XXXX | 主な傷病名 【下肢蜂巣炎】 急性膿皮症 手術なし |
– | – | 11.97 | – | – |
慢性腎不全の患者様が人工透析を行うために使用する透析シャント領域の入院を多く扱っております。当院では通院・入院による透析治療を行っており、同一法人に透析治療を専門に取り扱う「明陽クリニック」を有しております。内シャントは狭窄(細くなる)、閉塞(つまる)、瘤の形成(血管のこぶ)、感染などの合併症があり、再手術が必要になる場合もあります。患者様がより安心して維持透析が継続出来るようにお手伝いしております。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020200XX9710XX | 主な傷病名 【網膜前膜・黄斑円孔】 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし |
72 | 8.06 | 7.72 | 0.0% | 70.0 | |
020160XX97XXX0 | 主な傷病名 【網膜剥離】 網膜剥離 手術あり 片眼 |
71 | 10.03 | 10.53 | 0.0% | 52.6 | E |
020220XX97XXX0 | 主な傷病名 【緑内障】 緑内障 手術あり 片眼 |
55 | 7.96 | 9.15 | 0.0% | 69.2 | F |
020180XX97X0X0 | 主な傷病名 【糖尿病網膜症】 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 |
35 | 7.63 | 8.27 | 0.0% | 66.3 | |
020110XX97XXX0 | 主な傷病名 【白内障】 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 |
24 | 4.83 | 2.91 | 0.0% | 75.5 | E |
当科では網膜硝子体手術を専門としています。他院からの紹介も多く受け入れており、網膜硝子体疾患(網膜剥離・糖尿病網膜症・網膜前膜・黄斑円孔など)・緑内障手術も豊富な手術件数を誇っています。網膜剥離などの早急な対応が必要な症例に関しては、緊急手術も行っております。DPCコード別の入院患者数は上記となりますが、DPC分類に含まれない白内障に対する水晶体再建術の短期入院も多く行っております。当院は先進医療である多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術が認可されております。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030240XX99XXXX | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 30 | 5.70 | 5.50 | 0.0% | 40.3 | |
030350XXXXXXXX | 慢性副鼻腔炎 | 20 | 8.20 | 7.47 | 0.0% | 56.4 | |
030400XX99XXXX | 主な傷病名 【めまい症】 前庭機能障害 手術なし |
14 | 4.14 | 5.24 | 0.0% | 68.2 | |
030428XXXXXXXX | 突発性難聴 | 13 | 8.15 | 9.37 | 0.0% | 66.3 | |
110280XX97X00X | 主な傷病名 【IgA腎症】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
10 | 11.00 | 17.97 | 0.0% | 37.8 |
当科は耳・鼻・咽喉頭の全般の疾患を扱っています。扁桃腺の炎症に対し、抗生剤投与、必要に応じて排膿処置を行う入院が多くみられます。めまい・突発性難聴に対しても必要に応じて入院加療を行っております。手術治療の入院は、慢性副鼻腔炎の内視鏡下鼻副鼻腔手術、腎臓内科からの依頼でIgA腎症に対する口蓋扁桃摘出術が多くみられます。頭頚部癌では放射線治療及び化学放射線治療を行っております。
神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010160XX99X00X | 主な傷病名 【パーキンソン症候群】 パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
18 | 51.17 | 18.71 | 16.7% | 78.7 | |
010160XX99X10X | 主な傷病名 【パーキンソン症候群】 パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 副傷病なし |
– | – | 21.15 | – | – | |
010111XXXXX0XX | 主な傷病名 【末梢神経障害(ニューロパチー)】 遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2 なし |
– | – | 13.33 | – | – | |
010060X2990401 | 主な傷病名 【脳梗塞】 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 発症前RankinScale 0、1又は2 |
– | – | 16.54 | – | – | |
010160XX97X11X | 主な傷病名 【パーキンソン症候群】 パーキンソン病 手術あり 手術・処置等2 あり 副傷病あり |
– | – | 70.93 | – | – |
神経内科は脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を扱う内科系専門科です。体を動かしたり、感じたりする事や、考えたり覚えたりすることが上手に出来なくなった時に神経内科領域の疾病が考えられます。当院では脳の中の神経に異常が起こることで発病するパーキンソン病ないしパーキンソン症候群の患者様が多く神経内科に入院します。主な入院目的は診断のための検査入院、症状の進行により合併症を併発した症例の全身管理等です。脳梗塞など脳卒中の急性疾患の緊急入院や末梢神経障害筋疾患の精密検査入院も多くみられます。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11012XXX020X0X | 主な傷病名 【腎結石・尿管結石】 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 副傷病なし |
142 | 4.78 | 5.83 | 0.0% | 58.7 | D |
110070XX0200XX | 主な傷病名 【膀胱癌】 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし |
78 | 8.49 | 7.44 | 0.0% | 74.4 | C |
110200XX04XXXX | 主な傷病名 【前立腺肥大症】 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 |
49 | 5.41 | 7.78 | 2.0% | 71.8 | |
110070XX97X00X | 主な傷病名 【膀胱良性腫瘍】 膀胱腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
27 | 7.00 | 9.39 | 0.0% | 69.3 | B |
110070XX02020X | 主な傷病名 【膀胱癌】 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし |
27 | 7.56 | 7.85 | 0.0% | 71.7 |
泌尿器科で診療する臓器は、尿路系全般(腎臓・尿管・膀胱・尿道)、および副腎、男性生殖器(前立腺・精巣・陰茎など)です。疾患としては、膀胱癌、尿路結石、前立腺肥大症に対する手術目的入院が多くみられます。泌尿器悪性腫瘍に対しては、早期から進行期までの様々な状態に応じた診療を行っております。手術療法の他に化学療法や放射線療法など適切と考えられる治療方針を提示しています。またDPCコード別の入院患者数は上記となりますが、DPC分類に含まれない前立腺癌の診断としての前立腺生検に対する短期入院も多く行っております。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280XX99000X | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし | 54 | 9.17 | 12.84 | 1.9% | 64.2 | |
110280XX991X0X | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 副傷病なし | 35 | 6.09 | 7.58 | 0.0% | 45.9 | |
110260XX99X0XX | 主な傷病名 【ネフローゼ症候群】 ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし |
18 | 16.00 | 22.67 | 0.0% | 57.3 | |
110280XX97X00X | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし | 17 | 14.18 | 17.97 | 0.0% | 39.6 | |
100071XX99X110 | 主な傷病名 【糖尿病】 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病あり 85歳未満 |
12 | 12.17 | 16.40 | 0.0% | 61.4 |
慢性腎炎の診断としての腎生検、糖尿病の教育目的入院、IgA腎症に対して扁桃摘出術+ステロイドパルス療法が上位となっています。 糖尿病は透析理由の第1位であるため、早期に介入して透析予防に務めております。また、IgA腎症の扁桃摘出術+ステロイドパルス療法により完治した症例も多数みられます。
人工透析内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280XX99020X | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし |
32 | 10.56 | 9.32 | 0.0% | 72.6 | |
110280XX99000X | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
31 | 14.10 | 12.84 | 6.5% | 72.1 | |
110280XX02X1XX | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり |
26 | 41.73 | 37.06 | 23.1% | 73.0 | |
050130XX99000X | 主な傷病名 【慢性心不全】 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし |
18 | 6.28 | 17.95 | 0.0% | 66.6 | |
110280XX99010X | 主な傷病名 【慢性腎不全】 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし |
17 | 9.53 | 14.77 | 0.0% | 67.3 |
当院では通院・入院にて透析治療を行っております。透析とは、腎臓の働きの一部を補う治療法です。機能が低下した腎臓の代わりに血液中の余分な水分や老廃物を除去し、血液を浄化します。透析療法は大きく分けて、血液をダイアライザ(透析器)を通して浄化し戻す「血液透析」と、腹部にカテーテルという管を入れ、それを通して透析液を出し入れする「腹膜透析」があります。患者様のご希望になるべく添うような形で血液透析・腹膜透析の導入を行っております。
麻酔科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080020XXXXXXXX | 帯状疱疹 | – | – | 89.96 | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – |
帯状疱疹後神経痛に対し、疼痛緩和を目指す治療を行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | – | – | – | 10 | – | – | 1 | 7 |
大腸癌 | – | 23 | 17 | – | – | – | 2 | |
乳癌 | 12 | 19 | – | – | – | – | 1 | 7 |
肺癌 | – | – | – | 47 | 10 | 20 | 1 | 7 |
肝癌 | – | – | – | – | – | 26 | 2 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌について初発のUICC病期分類別患者数(StageI~Ⅳ)、再発患者数を集計しました。「初発」は自施設において当該腫瘍の診断、診断ならびに初回治療を実施した場合を指しています。再発は、初回治療が完了した後、治療がん寛解後に局所再発、再燃または遠隔転移をきたした場合をさします。当院のがんの治療は、手術治療、放射線治療、抗がん剤による化学療法が主体となっています。各治療法の専門家が手を携えて治療を進める集学的アプローチを大切にしており、なかでも高度な放射線治療を行うための設備を拡充しております。従来のX線治療装置とは違い、病巣のみに多くの放射線量を効率よく照射できる陽子線治療装置を導入した「成田記念陽子線センター」を平成30年4月に開院予定です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 12 | 9.58 | 57.8 |
中等症 | 99 | 19.89 | 80.4 |
重症 | 31 | 30.61 | 85.10 |
超重症 | 18 | 24.94 | 78.7 |
不明 | – | – | – |
20歳以上の市中肺炎による入院患者様の人数を重症度別に集計しました。集計には食べ物の誤嚥による肺炎(誤嚥性肺炎)は含まれていません。重症度判定には、日本呼吸器学会による「成人市中肺炎診療のガイドライン」の重症度分類を用いています。肺炎は「市中肺炎」と「院内肺炎」に大別され、市中肺炎は病院外で日常生活していた人に発症した肺炎と定義されています。重症度が高くなるにつれて、平均年齢が高くなり、平均在院日数が長くなる傾向がみられます。集計結果から市中肺炎は高齢になるほど重症化しやすいと考えられます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | – | – | – | – | – |
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | – | – | – | – | – |
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 47 | 102.77 | 80.2 | 40.4% |
その他 | – | – | – | – | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | – | – | – | – |
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | – | – | – | – |
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | – | – | – | – | – |
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | – | – | – | – | – |
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが正常の5分の1から10分の1くらいに低下し、脳組織が酸素欠乏や栄養不足に陥り、その状態がある程度の時間続いた結果、その部分の脳組織が壊死(梗塞)してしまったものをいいます。ICD-10とは、死因や疾病の国際的な統計基準として世界保健機関(WHO)によって公表された疾病分類です。当院では急性期脳梗塞治療に重点をおき、内科的な薬物療法を主体に治療を行っております。同一法人に回復期リハビリテーションの専門病院である「第二成田記念病院」を有しており、4割程度の患者様が急性期治療を経て、自宅や社会復帰を目的としたリハビリのため転院しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 273 | 0.42 | 1.32 | 0.4% | 64.0 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 33 | 6.48 | 15.85 | 6.1% | 75.7 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) | 22 | 0.41 | 1.09 | 4.5% | 67.0 | |
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 17 | 0.94 | 8.12 | 0.0% | 78.3 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) | 16 | 0.63 | 9.81 | 0.0% | 68.9 |
大腸ポリープは大腸内視鏡検査を施行し、ポリープが発見されれば同時に内視鏡的切除術を行い、一泊入院で対応しております。胆石や腫瘍による胆のうや胆管が閉塞した時に、プラスチックステントを留置し流れを良くする内視鏡手術を施行しております。肝臓癌に対し血管カテーテルを用いて臓器に薬液を注入する治療法も施行しております。
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 30 | 3.93 | 1.47 | 0.0% | 69.9 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 17 | 3.18 | 3.29 | 5.9% | 77.0 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | – | – | – | – | – | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) | – | – | – | – | – | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) | – | – | – | – | – |
冠動脈ステント留置術は、前腕またはソケイ部よりカテーテルを挿入してその中に細い針金(ガイドワイヤー)を入れ、冠動脈の病変部位を通過させます。風船のついたカテーテルで風船を拡張させ、ステントと呼ばれる金網を留置します。手術時間は通常2時間前後ですが、病変の形態により延長することがあります。狭心症や心筋梗塞の既往のある方は、下肢の動脈に動脈硬化病変を持っていることが多く、同じようにステントで血管の拡張治療にも取り組んでおります。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 40 | 1.53 | 2.55 | 0.0% | 69.3 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 27 | 1.78 | 3.70 | 0.0% | 59.1 | |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) | 26 | 1.35 | 7.38 | 0.0% | 61.0 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 23 | 5.13 | 11.39 | 4.3% | 71.7 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 18 | 1.22 | 2.17 | 0.0% | 63.7 |
近年は手術の縮小化による患者様のQOLの維持、病院滞在日数も短縮化が病院の課題とされており、当科でも小切開、内視鏡を駆使した手術方法を積極的に採用し、安全かつ迅速な手術を目標としております。胆石症は、ほぼ全例で腹腔鏡下による手術を行っており、大腸癌に対しても最近では腹腔鏡手術が主流となってきており、当院でも積極的に採用しております。乳癌に関しては、適応の許す限り部分切除等の乳房温存手術を行い、進行例に対しては縮小手術を目標に、術前化学ホルモン療法も考慮しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 61 | 4.13 | 27.9 | 50.8% | 81.9 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 39 | 1.97 | 27.1 | 0.0% | 73.5 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕)(手舟状骨)(下腿) | 28 | 2.14 | 13.9 | 14.3% | 55.6 | |
K1423 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定) | 25 | 2.60 | 21.68 | 20.0% | 68.1 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 22 | 6.27 | 25.27 | 77.3% | 82.9 |
大腿骨周辺部骨折に対する手術を多く行っています。人工骨頭挿入術とは、加齢や骨折などにより機能不全となった関節や骨の一部を取り除き人工的な材料で代用するというものです。膝関節疾患では、人工関節置換術を主として関節鏡手術など、それぞれの治療プランに合わせ計画しております。脊椎・脊髄疾患では腰部脊柱管狭窄症に対する手術が多く、症状の改善と再発防止を目指し、症例検討をして椎間固定術の選択も積極的に行っております。
形成外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 66 | 0.02 | 1.06 | 0.0% | 62.6 | |
K0081 | 腋臭症手術(皮弁法) | 16 | 0.06 | 5.63 | 0.0% | 25.3 | |
K2193 | 眼瞼下垂症手術(その他のもの) | 15 | 0.00 | 1.00 | 0.0% | 67.0 | |
K0053 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) | 10 | 1.30 | 1.00 | 0.0% | 8.3 | |
K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | – | – | – | – | – |
眼瞼下垂症の手術希望の患者様を他院から多く受け入れて治療を行っています。眼瞼挙筋前転法は形成外科で広く施行されている一般的な方法です。その他の手術としては、眼瞼皮膚が過剰で眼瞼下垂になっている場合、余剰皮膚を切除縫合します。腋臭症に対しては、腋窩に切開を加え、皮下を薄く剥離し、皮膚を反転して裏側にあるアポクリン腺を切除する皮弁法を取り入れています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | – | – | – | – | – | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | – | – | – | – | – | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – |
常勤医1名という体制上、緊急手術と術後の全身管理を主体とした積極的な治療は困難で、保存的治療、リハビリテーションを中心とした治療が主となっています。手術に関しては、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を主に行っております。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 41 | 0.51 | 1.98 | 0.0% | 66.3 | |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | 11 | 1.64 | 3.55 | 0.0% | 77.3 | |
K6171 | 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) | – | – | – | – | – | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
K608-3 | 内シャント血栓除去術 | – | – | – | – | – |
慢性腎不全の患者様が人工透析を行うために使用する透析シャント領域の手術を多く扱っております。当院では通院・入院にて透析を行っており、同一法人に透析治療を専門に取り扱う「明陽クリニック」も有しているため、透析シャントの初期導入、再作成等の依頼を多く受けております。内シャントは狭窄(細くなる)、閉塞(つまる)、瘤の形成(血管のこぶ)、感染などの合併症があり、再手術が必要になる場合もあります。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 859 | 1.29 | 1.02 | 0.0% | 74.6 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) | 223 | 1.90 | 6.04 | 0.0% | 65.5 | |
K2682 | 緑内障手術(流出路再建術) | 55 | 2.84 | 4.60 | 0.0% | 73.0 | |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) | 30 | 1.83 | 2.33 | 0.0% | 75.3 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) | 22 | 1.45 | 4.23 | 0.0% | 67.6 |
網膜硝子体手術を専門としており、他院から網膜硝子体疾患(網膜剥離・糖尿病網膜症・網膜前膜・黄斑円孔など)・緑内障など様々な手術適応の患者様を多く受け入れております。最も手術件数の多い白内障に対する手術では、先進医療である多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術も行っております。 多焦点機構を有する眼内レンズを使用することにより、近用・遠用ともに眼鏡依存度を軽減するという点から健常な視野に近く、生活の質(QOL)の向上になります。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 20 | 1.30 | 8.10 | 0.0% | 36.8 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 17 | 1.00 | 6.71 | 0.0% | 56.7 | |
K319 | 鼓室形成手術 | – | – | – | – | – | |
K4572 | 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺深葉摘出術) | – | – | – | – | – | |
K3892 | 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの) | – | – | – | – | – |
腎臓内科からの依頼によるIgA腎症に対する口蓋扁桃摘出術、慢性副鼻腔炎に対しポリープを切除し各副鼻腔を開放し換気を改善させる内視鏡下鼻副鼻腔手術を主に行っております。鼓室形成術は、真珠腫中耳炎に対する病巣を除去するとともに聴力再建し、聴力の改善を目的とする手術です。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) | 126 | 1.07 | 2.50 | 0.0% | 58.2 | |
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 95 | 0.32 | 1.22 | 0.0% | 57.8 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 66 | 1.83 | 6.98 | 1.5% | 74.6 | |
K841-21 | 経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザーを用いるもの) | 50 | 1.54 | 3.34 | 2.0% | 71.5 | |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) | 41 | 1.85 | 5.10 | 0.0% | 73.1 |
腎結石・尿管結石に対しては、結石の部位・大きさに応じて、レーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術(TUL)、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)、経皮的腎結石砕石術(PNL)を施行しており、豊富な手術件数を誇っています。 膀胱癌に対しては、がんの悪性度と進行度(臨床病期)を正確に診断するために、尿道から手術用の内視鏡を挿入し腫瘍を切除する手術を行ったり、膀胱を摘出する手術を施行しています。前立腺肥大症に対しては、出血や痛みが少ないため、患者様の負担が少ない「HoLEP」というレーザー光を利用した手術方法を取り入れております。
腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 14 | 1.14 | 14.1 | 0.0% | 34.1 | |
K610-3 | 内シャント設置術 | 10 | 11.5 | 8.2 | 0.0% | 70.8 | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | – | – | – | – | – | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – |
慢性腎炎の多くを占めるIgA腎症に対し、耳鼻咽喉科に依頼して口蓋扁桃を摘出し、ステイロイドパルス療法を行う治療を積極的に取り組んでおります。血液透析で使用する透析シャント領域の手術は心臓血管外科に依頼し行っております。「連続携行式腹膜潅流用カテーテル腹腔内留置術」は腹膜透析を行うための手術であり、外科に依頼し行っております。
人工透析内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 39 | 15.4 | 19.50 | 12.8% | 71.2 | |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | 11 | 22.6 | 7.82 | 0.0% | 66.7 | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | 10 | 3.60 | 14.50 | 0.0% | 67.6 | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
– | – | – | – | – | – | – |
血液透析で使用する透析シャント領域の手術を心臓血管外科に依頼し行っております。「連続携行式腹膜潅流用カテーテル腹腔内留置術」は腹膜透析を行うための手術であり、外科に依頼し行っております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | 11 | 0.18% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 15 | 0.24% |
異なる | 34 | 0.55% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 74 | 1.19% |
異なる | – | – |
播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症などの重篤な合併症や手術・術後の合併症の発生率を示した指標です。入院契機の「同一」とは、これらの合併症の治療目的のために入院となった症例です。「異なる」は別の疾患の治療目的にて入院となるも合併症を併発し、合併症の治療が最も行われた症例です。手術・処置等の合併症の症例の多くは、人工透析を行うために使用する透析シャントの狭窄や閉塞による再手術目的の入院です。
更新履歴
- 2017/9/27
- 新規作成
幅広い年齢層の患者様にご利用いただいておりますが、特に60歳以上の患者様の割合が多い傾向にあります。
愛知県豊橋市を中心に人口約77万人を抱える東三河エリアにおいて、当院では人口が集中する豊橋市の中心市街地に特化し、この地域で必要とされる医療を網羅する一方、東三河エリア全域の高齢者の増加を見据えた医療を進めています。