院長挨拶
2025年7月1日付けで院長に就任しました清水聡志と申します。
第二成田記念病院は今年で開設20年目を迎えました。リハビリテーションには急性期・回復期・生活期のフェーズがあり、当院の使命である回復期リハビリテーションでは退院後に自宅や施設などで安心して毎日が送れることを目的に、より集中的なリハビリテーションを通じて心身機能の改善を図りながら自宅生活を想定した日常生活動作訓練を積極的に行っています。昨年は豊橋市民病院、豊橋医療センター、豊川市民病院、成田記念病院などからご紹介いただきました脳血管疾患316名、運動器疾患311名、廃用症候群5名の入院治療を行わせていただきました。
現在の日本は人口減少社会に転じていますが、総務省資料によると総人口がピークを迎えた2005年から2050年までの間に生産年齢人口(15歳~64歳)は3500万人減少するのに対して高齢人口は1200万人増加、高齢化率は20%から40%に増加すると試算されています。このような超高齢社会においてはリハビリテーションへのニーズがさらに高まっていくと予想されます。病床数96床、常勤医師6名、理学療法士29名、作業療法士17名、言語聴覚士11名、看護師54名(2025年8月15日現在)を擁する豊橋地区最大の回復期リハビリテーション病院として地域の皆様のご期待に沿えるような病院を目指して職員一同精進してまいりますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
院長 清水聡志
