教育課程経営
令和3年度は、新型コロナウィルス感染拡大の第5波によって、愛知県は緊急事態措置の区域となりました。精神看護学実習については一部学内実習に切り替えましたが、学生が対象者と関わる経験ができるよう、急遽新たな実習施設を確保し、対象者の理解や社会復帰への支援について学べるようにしました。 本校の主たる実習施設である成田記念病院をはじめとした明陽会関連施設での実習は、老年看護学実習を一部学内実習とした以外、全て計画どおり実施できました。学生にとって直接目の前の看護の対象者を観察し、その情報を分析すると同時に、感じ、察し、コミュニケーションをとり、看護技術を提供するという学習の場は、臨地以外にはありません。実習施設におかれては、感染のリスクが高い患者様の安全確保と医療従事者の負担、実習生の安全を考えながら、貴重な学習の機会を提供して頂けたことに心から感謝申し上げます。
本校では、教育課程運営については、毎月、カリキュラム会議で検討しています。令和3年度のカリキュラム会議では、主に臨地実習の学習内容や指導方法を各領域ごとに検討しました。
令和4年4月から開始される第5次カリキュラム改正にむけて、学則変更を愛知県に申請し、滞りなく承認をいただきました。