令和6年度 学校関係者評価

日時:令和7年3月25日(火)10:00~11:10

場所:東三河看護専門学校 研究室

出席者:
委員長  学識経験者 本校非常勤講師
      元淑徳大学大学院コミュニケーション研究科教授
委員   学識経験者 本校非常勤講師
      愛知大学 地域政策学部 地域政策学科 教授
委員   就職施設代表
      成田記念病院 看護部長
委員   臨地実習施設代表
      第二成田記念病院 看護介護部長
委員   卒業生
      東三河看護専門学校 同窓会長
看護学校 副校長 教務主任 実習調整者 専任教員6名 
     事務局長 事務員 教務事務

内容:
1.開会挨拶
2.出席教職員の紹介
3.評価委員の自己紹介
4. 資料への不明点などの質疑(資料事前に配布)
看護部長:
 令和7年度入学試験状況について具体的な分析をもとにお聞きしたい。

 令和7年度の受験者数は79名であった。18歳年齢人口の減少の影響を受けている。定員40名の枠に対して令和7年度の入学手続をした学生のうち41名が入学した。本校の設置主体となる社会医療法人明陽会の中心である成田記念病院の附属の看護学校であること、学校と臨床が協力して看護師育成をしていること、豊橋駅から徒歩7~8分という立地条件のよさ、経済的負担の軽減を目指した成田記念病院独自の奨学金制度を活用した学校生活、さらに卒業後は看護実践力の育成ができるよう継続的な教育体制が充実していること、遠隔地からの学生のための寄宿舎(室料無料)の設置など地域で開催された進路ガイダンスにおいてPR活動をした。次年度も引き続き、東三河地域を中心に西三河や浜松・湖西方面など広範囲から学生を確保できるように広報活動を実施していく。

5.意見交換
委員長:
 資料にある進路ガイダンスでは効果的に学校案内、学生確保ができたといえる。また入学前学習も実施しており、入学者の質を確保することができている。看護専門学校において臨地実習は大変重要な科目である。実習評価、そして臨地実習指導者会議にて教育評価が行われている。限られた教員資源を最大限に活用して教育が行われおり、優秀な看護人材を社会に送りだしているといえる。さらに言えば、シラバスを基に、教授内容をより具体的にすることや、年間時間割表の一覧の提示をされるとよいと考える。

委員(卒業生):
 ポートフォリオを実施しての効果について具体的な説明が述べられているとよいと感じた。

委員(臨地実習施設代表):
 臨地実習記録の保管方法の変更があった。担当教員の役割、責任も十分理解できる。明陽会内の臨地実習施設として今後も全面的に協力していきたいと考える。
 学校生活についてSNSを活用して積極的に情報発信することも必要である。

委員(就職施設代表):
 防災マニュアルを拝見した。防災マップを拡大し、校内に提示することを検討していかれるとよい。災害時の簡易トイレ、食事などの項目を追加されるとよい。
 また、学生の評価項目において結果を詳細に記述し、課題を明確にされるとよい。

委員(学識経験者 本校非常勤講師):
 全体評価としてよくできている。学校の魅力を情報発信するべく、他の教育機関も様々な取り組みをしている。SNS、ホームページなどが重要であるが、その他に口コミが影響する。
 入学前教育、そして学生への支援の充実など、情報発信するとよい。また、災害時の看護学生の役割をふまえて防災士の資格取得の検討をされるとよい。
 地域活動として、学校が位置する東三河地域の特性に応じた教育活動へ参加する意義をふまえて取り組まれるとよい。

6.閉会のあいさつ
委員長:
 全体的に言うと良いと評価できる。第5次新カリキュラム運用で、学生支援、社会貢献、地域貢献を強化されたことがうかがえる。昨今、学生の気質が多様化している中で、教職員には学生に応じた柔軟な対応が求められている。今後も引き続き健全な学校運営を行っていくことが重要である。
                                     
以上