仕組み・原理

 仕組み・原理

H1

 がんの治療法は、主に手術、化学療法、放射線治療に分けることができます。がんの部位、大きさ、性質、全身状態を踏まえ、これらの治療法から選択、又は組み合わせによる治療にするかを決定します。

陽子線治療は、放射線治療の一つです。放射線治療は、がんに放射線を照射することで、がん細胞の増殖を抑える治療法です。手術のようにからだにメスを入れることなく治療します。そのため、組織の形態を傷つけることが少なく、機能を温存できるため、生活の質(Quality of Life:QOL)を保つことができます。

一般に放射線治療で用いられている放射線は、エックス線、ガンマ線、電子線です。そこに新しい放射線治療として粒子線治療が加わりました。粒子線治療とは、一般的に陽子線、重粒子線(炭素イオン線)などを用いた放射線治療のことです。

当院で行っている陽子線治療は、水素の原子核(陽子)を加速させエネルギーを高めた陽子線を治療に用いています。

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