成田記念陽子線センター
保険診療による陽子線治療の場合は、通常の医療費と同様に、自己負担割合に応じて1~3割の自己負担で治療が可能です。高額療養費制度が適用になりますので、年齢や収入によって異なりますが自己負担はさらに少なくなります。
先進医療または自由診療による陽子線治療の場合、治療費は300万円となります。これに治療に必要な検査や診察などの費用が加わります。
(対象疾患は、「陽子線治療で治療できるがん」のページをご覧ください。)
【先進医療特約について】 先進医療は厚生労働省より”未だ保険診療の対象に至らない先進的な医療技術として保険診療との併用が認められた”医療です。 先進医療としての適応疾患は日本放射線腫瘍学会により別記のごとく決められており、さらに細かく定められた適格条件を満たしている場合には先進医療としての治療ができます。 先進医療にかかる費用は全額が自己負担ですが、同時に行われる診察や検査、投薬などについては一般の保険診療と同様に扱われます。 保険会社等の先進医療特約をお持ちの方は、ご自身の病態が先進医療の条件を満たしている場合には特約を使用できる可能性があります。
実際に特約を使用できるのかどうかは、当院での治療方針の確定後にご自身で各保険会社にお問い合わせください。