医師

    部長 
    沢田 博章

    平成21年愛知医科大学卒
    医学博士
    日本内科学会認定内科医
    日本心血管インターベンション治療学会認定医
    日本循環器学会専門医
    部長 
    佐竹 晃徳

    平成27年愛知医科大学卒
    医学博士
    日本内科学会認定内科医
    日本心血管インターベンション治療学会認定医
    日本循環器学会専門医
    浅大腿動脈ステントグラフト実施医

当科の特色

 下肢閉塞性動脈硬化症という言葉を聞いた事はありますか?

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、糖尿病や透析患者さんの増加に伴い本邦では増加している疾患です。その名の通り、下肢の動脈硬化により様々な症状を認めます。

当科はこの下肢閉塞性動脈硬化症に対する専門的な診断と治療を行っています。

このような症状はありませんか?
1 足が冷たい、しびれる
2 歩くとふくらはぎが痛くなる(間欠性跛行)
3 安静時にも足が痛む
4 足の傷がなかなか治らない

特に④の状態は重症下肢虚血と呼ばれる状態で、下肢切断のリスクが非常に高い状況です。早期の発見と適切な下肢の血流回復(カテーテル治療や外科的バイパス手術)、創傷の感染管理が大切です。また、カテーテルやバイパスを行うだけでは治療は終わりません。近年は血液浄化療法(レオカーナ)や高圧酸素療法などの様々な補助療法も発達してきており、当科はこれらの治療も積極的に行っております。重症下肢虚血は再発も非常に高いため、外来フォローも非常に大事です。足に傷が出来ると、どこの科に行くべきか悩まれている方もおられるかと思います。当科に来て頂ければまずは傷の状態の確認や血流評価のための簡単な検査から始めさせて頂きますので、お気軽に御相談頂ければと思います。

代表医 循環器内科 佐竹晃徳

CVIT事業への協力について

当院では、心血管疾患に対するカテーテル治療をおこなった患者様の治療記録を、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)施行の症例登録システムに登録する事業に協力しています。

CVIT事業への協力について

診療実績

令和6年度

冠動脈造影検査 58例
経皮的冠動脈形成術 3例
四肢の血管拡張術・血栓除去術 47例
ペースメーカ植え込み術 3例

令和6年度
外来患者数  7,072名
入院患者数   211名

業績

学会発表


●日本循環器学会
 第140回東海・第125回北陸合同地方会
「ステント内ポリープ状再狭窄病変を繰り返し認めた透析患者の1例」

 成田記念病院 戸田夕紀子・渡部篤史
 愛知医科大学病院 栗田章由・高島浩明・天野哲也

「AngioSculptによるEVTが有効と思われた2症例」
 成田記念病院 渡部篤史・戸田夕紀子
 愛知医科大学病院 栗田章由・高島浩明・天野哲也


●日本心血管インターベンション治療学会
 第32回東海北陸地方会
「CTOへのPCI後のfollow up CAGで巨大冠動脈瘤を認めた一症例」

 成田記念病院 徐 大樹・戸田夕紀子
 愛知医科大学病院 栗田章由・高島浩明・天野哲也


●日本心血管インターベンション治療学会
 第33回東海北陸地方会
「stuckしたpressure wireをMizukiで回収することができた一症例」

 成田記念病院 徐 大樹・戸田夕紀子
 愛知医科大学病院 栗田章由・高島浩明・天野哲也


●第24回日本心血管インターベンション治療学会
「透析患者の中等度冠動脈病変において病変複雑性がFFRに及ぼす影響」

 成田記念病院 徐 大樹・戸田夕紀子
 愛知医科大学病院 渡部篤史・栗田章由・高島浩明・天野哲也

●第80回日本循環器学会学術集会
Influence of Angiographic Lesion Characteristics on Functional Ischemia of Coronary Lesions in Hemodialysis Patients
 Tesu So (Department of Cardiology, Narita Memorial Hospital, Toyohashi)

外来診療表

 

9:00~11:30

沢田

佐竹

沢田

杉山

佐竹

鈴木

交代