成田記念陽子線センター
当院では、転移のない限局した前立腺がんにリスク分類を行い、それに準じた治療を行っています。
以下の要件に基づいて低リスク、中リスク、高リスクに分類します。
低リスク:T1c~T2aかつ Gleason score 2~6かつ PSA<10ng/ml
中リスク:T2b~T2c, Gleason score 7, PSA 10~20ng/ml(低、高リスクに該当しない)
高リスク:T3a~T4または Gleason score 8~10または PSA>20ng/mlのいずれか
また、それぞれのリスク群ごとの治療方針は以下のとおりです。
低リスク:8回で約2週間または12回で約3週間の陽子線単独治療。
20回で4週間の治療の場合もあります。
中リスク:内分泌療法を4〜9ヶ月施行し、8回で約2週間または12回で約3週間の陽子線治療。
内分泌療法の後、21回で4週間余りの治療の場合もあります。
高リスク:内分泌療法を4〜9ヶ月施行し、8回で約2週間または12回で約3週間の陽子線治療を行った後も、2年間の内分泌療法。
同様の内分泌療法と21回で4週間余りの治療の場合もあります。
治療は平日に1日1回行います。土、日、祝日はお休みですが、年末年始やゴールデンウィークなどは治療する場合があります。
8回(週3〜4回)の短期治療は、金マーカーとハイドロゲルスぺーサーが挿入されるなどの条件を満たされた方に施行されます。12回の治療では、週4回、月〜木あるいは火〜金にご来院いただきます。
低リスク:8回で約2週間または12回で約3週間の陽子線単独治療。20回で4週間の治療の場合もあります。
中リスク:内分泌療法を4〜9ヶ月施行し、8回で約2週間または12回で約3週間の陽子線治療。内分泌療法の後、21回で4週間余りの治療の場合もあります。