ピロリ菌を除菌し胃がん予防!

2013年05月13日

慢性胃炎の除菌治療が保険適用に

春日井邦夫先生

  愛知医科大学
  内科学講座消化器内科教授
  春日井 邦夫先生


  1985年名古屋市立大学医学部卒業、
  97年愛知医科大学講師。
  99年アメリカ留学などをへて
  2007年愛知医科大学内科学講座消化器内科教授。
  11年愛知医科大学病院副院長。




ピロリ菌感染が原因の「慢性胃炎」に対する除菌治療に健康保険が適用されることになりました。
除菌治療には胃がんの予防効果があることが分かっており、保険適用により治療を受ける人が増加すれば、
胃がんの減少につながることが期待できます。
愛知医科大学の春日井邦夫教授にピロリ菌と胃がんの関係や除菌治療についてお聞きしました。
・日本人のがんで最も多い「胃がん」・・・ピロリ菌は胃粘膜に感染し、
 自覚の無い人も多く、保菌状態が長く続くほどがん発生リスクが高まるとされています。
・保険適用が拡大したピロリ菌の除菌治療・・・慢性胃炎にも適用になりました。
・リスクを認識し健康な生活を・・・自分がピロリ菌の保菌者であるかどうか
 確認することで胃がんの予防につながります。

中日新聞平成25年4月24日掲載 一部抜粋

成田記念病院 消化器内科 非常勤 春日井邦夫 医師

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