名誉院長 成田眞康「東日賞」を受賞しました

2013年10月29日

地域の基盤となる総合病院を築く

 東海日日新聞社は28日、社会医療法人明陽会成田記念病院名誉院長の成田眞康氏(85)に、「第36回東日賞」を贈った。地域の基盤となる総合病院を築き上げた功績を高く評価した。

 白井収・本社社長が同病院を訪れて成田氏へ顕彰状を手渡し、長年にわたる功績をたたえた。受賞について成田氏は「医療の発展に努めてきたが、いまだ道半ば。病院がさらなる高みを目指せるよう、次世代へ受け継いでいきたい」と医療への熱き思いを語った。

 成田氏は1928年生まれ。60年に同病院内科部長・副院長に就任した。69年には、東海地方の民間病院として初の人工血液透析センターを開設。最新の設備と専門性の高い診療技術で、地域内の揺るぎない信頼を得てきた。

 副院長就任時には、スタッフ10数人だった同病院は現在、看護専門学校や老人保健施設なども併設。地域の中核的医療施設として確固たる地位を築いており、成田氏は文部大臣賞など数々の賞を受けている。